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5F
ショーレイヤード
2026.07.02
[フレグランス]
第一弾「OOO(オースリー)」が
“はじまり”の記憶を辿る香りだったとするなら、
新作「IN THE LOBBY」は、その先にあった"
まだ知らない世界への憧れ"を描いた香りです。
幼い頃、毎日のように通っていた湘南の海。
ボディーボードに夢中で、どんなに高い波にも
ためらわず飛び込んでいたあの頃。
「まずはやってみる。」
その感覚は、大人になった今でも、自分の芯として
静かに残っています。
照り返す陽射し。ホテルのプール。
濡れた髪のまま歩いた夏の午後。
そして海帰りに足を踏み入れた、ホテルのロビー。
ひんやりと澄んだ空気。静かに響く足音。
少しだけ背伸びをしたような高揚感。
その扉の向こうには、まだ知らない
“大人の世界”が広がっているように感じていました。
香りは、過去と現在、そして未来を一本の線で
つないでくれるもの。
ふとした瞬間に、あの頃の景色や空気、
胸の高鳴りまで鮮やかに呼び起こしてくれます。
「IN THE LOBBY」は、そんな幼い頃に感じた
高揚感と、小さな逃避行の記憶から生まれました。
ベルガモットとレモンの透明感あふれるシトラスに、
グリーンノートとパイナップルの軽やかな甘さ。
やがてミュゲの繊細な余韻とカルダモンの静かな
スパイスが重なり、旅先でだけ少し違う自分に
なれるような感覚へと導きます。
ラストは、シダーウッド、ムスク、オークモス。
ホテルロビーに静かに漂うような、洗練と
余白を感じさせる香りが穏やかに続きます。
景色は変わっても、香りだけは一瞬で
あの頃の感情へ連れ戻してくれる。
EAGGが大切にしてきた「香りに物語を宿す」という
思想と、勝田里奈さんが歩んできた時間の記憶。
その二つが重なり合い、誰かの未来の
記憶になることを願って。
あの夏、扉の向こうに見えていた
"まだ知らない自分" へ。
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